昆虫は、子どもたちの好奇心をくすぐる存在です。そんな昆虫たちの世界を楽しく学べるのが、昆虫絵本です。
この記事では、昆虫絵本が子どもの成長に与える影響や、親子で楽しむためのおすすめの絵本を10冊ご紹介します。
2024年8月12日
昆虫絵本が子どもの成長に与える影響
昆虫絵本で学べること
昆虫絵本は、子どもにとって知識を広げる素晴らしいツールです。
虫たちの生態や特徴、自然のしくみを楽しく学ぶことができ、科学への興味を育むきっかけにもなります。さらに、絵本を通じて動植物への愛情や思いやりの心も育ちます。
昆虫への興味が学習意欲に繋がる理由
昆虫が好きな子どもは、観察力や探究心が高まりやすいと言われています。
昆虫絵本を読むことで、好きなことをもっと深く知りたいという気持ちが芽生え、それが自然と学習意欲に繋がることが多いのです。
絵本を通じた親子のコミュニケーション
絵本の読み聞かせは、親子の大切なコミュニケーションの時間です。
お母さんが子どもと一緒に昆虫絵本を読むことで、共通の話題が増え、子どもとの絆が深まります。虫の話をしながら、実際に外で昆虫を探す冒険に出かけるのも素敵な体験ですよ。
【年齢別】おすすめ昆虫絵本10選
対象年齢0、1歳|『はらぺこあおむし』
誰もが知っている名作絵本!あおむしの成長を追いかけるストーリーが、子どもの成長と重なるように感じられます。
対象年齢1歳~|『てんとうむしのおさんぽ プルバックでゴー!』
てんとうむしのプルバック付の絵本。小さなてんとうむしの一日を描いたキュートなイラストが魅力で、大人が見ていても気分が上がります。
対象年齢2歳~|『むしむしでんしゃ』
「まもなく いもむしでんしゃは はっしゃいたします」『がたごと がたごと』『おばけでんしゃ』に続く内田&西村のシリーズ3作目!
ゆかいな乗客たちが、どの駅で乗ってどの駅で降りるのかチェックしたり、風景の中に思わぬキャラクターを見つけたり。駅ごとの電車の燃料補給も見逃せませんよ!
対象年齢3歳~|『ぼく、だんごむし』
子どもたちに人気の虫、「だんごむし」。
その生態が、分かりやすくシンプルな絵で描かれています。
対象年齢3歳~|『むしたちのうんどうかい』
昆虫たちが繰り広げる運動会の様子が描かれたユニークな絵本。
楽しいリズムで、読み聞かせにも最適です。
対象年齢3歳~|『ほたるホテル』
夏になると虫たちの村では開業する「ほたるホテル」。
トンボやテントウムシやチョウなど、たくさんの虫たちが泊まりにやってきましたが、乱暴者のカエルがやってきて…。
対象年齢4歳~|『あかいありのぼうけんえんそく』
1972年刊行以来のロングセラー『あかいありとくろいあり』の40年以上ぶりの続編!
「今日は楽しい秋の遠足!」、と思いきや、次々と困難が待ち受けています。ページをめくるたびにワクワクドキドキで、冒険心を搔き立てます。
対象年齢4歳~|『せみとりめいじん』
「せみとりめいじん」は、セミ採り名人のごんちゃんが初心者にセミを捕まえるコツを教える絵本です。
網の持ち方や近づき方などの秘訣が詰まっており、虫採りの楽しさと生命の尊さを子どもたちに伝えます。
対象年齢4歳~|『だれだかわかるかい?』
「だれだかわかるかい?」は、虫たちの顔のクローズアップ写真を通じて、その特徴や生態を紹介する絵本です。迫力満点でユーモラスな虫たちの顔を見ながら、子どもたちが虫の名前を当てて楽しめる内容です。
昆虫絵本の選び方と活用法
子どもの興味に合わせた絵本選びのポイント
子どもの興味に合わせて、年齢や発達段階に適した昆虫絵本を選ぶことが大切です。
たとえば、絵が大きくてシンプルなものは、幼い子どもにぴったりです。また、少し年上の子どもには、昆虫の詳細な情報が載った図鑑タイプの絵本もおすすめです。
読み聞かせのコツとタイミング
読み聞かせの時間は、子どもがリラックスしているときが理想的です。
夜寝る前や、昼間の穏やかな時間に読み聞かせると、子どもがより集中して絵本の世界に入り込むことができます。また、読み聞かせの際には、声のトーンやテンポを変えることで、物語に引き込む工夫をすると良いでしょう。
昆虫絵本を使った楽しい学び方
絵本を読んだ後、実際に昆虫を探しに出かけるのもおすすめです。
絵本で学んだ知識を実際の昆虫観察で確認することで、子どもの学びが深まります。また、家で昆虫の絵を描いたり、クラフトを作ったりするアクティビティも楽しいです。
昆虫の絵本を読んで「好き」を深めよう!
今回は、虫好きな子どもにおすすめの絵本を10冊ご紹介しました。
昆虫絵本は、子どもの好奇心を刺激し、学びと楽しさを提供してくれます。ぜひ、今回ご紹介した絵本を手に取って、親子で昆虫の世界を楽しんでくださいね。